【可能性】動画編集者から次のステップへの道筋をまとめてみた
皆さん、動画編集してますか?市場では女性の動画編集者も増えているとかで良い傾向だと思っています。動画編集に限らず、自分で市場からお金を稼ぐ力を身につけると、社会の方向性がどのような感じになってもサバイバルできる可能性が高まるからです。副業が当たり前の世の中になり、知識やスキルを獲得して自分をよりパワーアップさせていくことがインターネットの発達により、昔よりは遥かに簡単にできるようになりました。
コロナパンデミックが発生し、今はロシアとウクライナで紛争が始まり、もしかしたら第3次世界大戦へと突き進んでいく可能性すらあるわけです。円安は止まることになりそうになく、原油高騰に伴い物価上昇、人々の生活コストが著しく厳しいものになっています。女性は社会の変化に敏感ですから、動画編集者が増えた、ということはそれだけ危機感を感じる状況が日増しに増えていることの裏返しかもしれません。
そんな動画編集ですけど、遠くない将来、AI(人工知能)がより精度を増し、動画編集も自動で行うような時代が訪れようとしています。せっかく動画編集者として出発したあなたの出鼻を挫くような話で申し訳ないんですけど、世の中の流れは早くなる一方ですから、常に業界全体がどの方向へと向かっているのかにも気をつけておく必要があります。
噂によると「ネットフリックス」はどの場面で視聴者が離脱したのかを分析しているとのことでこれがAIによる分析を通してどうすれば人々はより長く動画を視聴してくれるのかの研究に繋がっているわけです。動画制作、動画編集は論理的に構成していくことが大事だと言われていますが、カット割もサウンドエフェクトもなぜその場面で必要なのかを説明できなくては、人々を感動を持って視聴してもらえる作品には仕上げることができないのです。
大勢の動画編集者の中から抜きん出るために必要なこと
では大勢の動画編集者が存在している現在、そこから自分自身を抜きん出た存在にするにはどのような選択肢があるのでしょうか?「動画編集を極めて達人になる」、「映像クリエイターになる」、「ディレクターになる」、「ユーチューバーになる」という選択肢が可能なキャリア形成となります。どういうことなのか、もう少し詳しく説明していきます。
「動画編集を極めて達人になる」。ユーチューブなどのプラットフォームに限らず、広告動画、そしてこれから伸びるであろう教育関連動画、その他様々なメディア、番組の編集者、MVなどの編集者。動画編集スキルが口コミで評判となって広まり、あなたのテイストで動画編集してほしい、という依頼が舞い込むようになります。ファン獲得となり、集めた知識や獲得した技術を情報商材として発展させることも可能でしょう。
ユーチューブって凄いなぁ、と思うのがではどうしたらそのような知識や技術を獲得するかと言ったらもの凄い数のチュートリアル動画がインターネットに上がっているんです。日本語だけの言語に限定すると数は少ないかもしれませんが、それが英語圏となると一気にその母数が増えるので、辿り着くチュートリアル動画の裾野が無限に広がるんです。他者と差をつける、情報量のインプットを圧倒的に増やすことです。
「映像クリエイターになる」。企画・撮影・編集・アニメーション制作などができるまでに成長するとあなたが提供できるクリエイターとしての可能性は無限に広がります。MV・PV制作からCMやドキュメンタリー動画、短編映画などの制作も可能でしょう。イメージとしては一級建築士の隈研吾氏、安藤忠雄氏。ゼロからイチを創造するクリエイターとして活躍できる人材。映像クリエイターの可能性は無限大です。
ここまでくると世の中の動きや人々の観察から、何が時代に求められているかの方向性などを掴んでいく努力も必要になりますし、撮影に関する知識や技術、アニメーション制作などモーショングラフィックスを駆使してゼロからイチを生み出すことができれば、あなたは個人として活躍できるようになります。その知識もネット上に転がっています。できれば英語圏で探してください。他者と差をつけるにはそれしか方法がありません。
「ディレクターになる」。動画編集の技術は普通だけどマーケット感覚なら他人より抜きん出た感覚を持っているというあなた、営業のプロとして活躍しましょう。弁護士、医者、税理士などと一緒でいくら知識があっても顧客がつかないと個人で独立することなど不可能です。どうしても営業が必要になります。沢山の顧客を集めてきて仕事を振り分ける。
自分一人で活動できる時間には制限がありますから、梃子の原理を利用して、他人の時間を有利に活用します。優秀な編集者を束ねて組織化できれば、あなたは営業に専念、仕組み化できれば大きく稼ぐ可能性に発展していきます。具体的には英語圏で仕事を取ってくる。支払いはドルになりますから、これから円安方向へと社会がシフトしていくならば、ドルで円安リスクをヘッジできるかもしれません。
クラウドソーシングは海外でも存在しています。そこでも動画編集のお仕事があるのでそれを受注して、日本に滞在している動画編集者へ仕事を振り分ける。外注管理と動画編集チェックを上手くこなせる自信があるのならば、挑戦してみてはいかがでしょうか?日本人の仕事は丁寧で信頼できる、という評判が高まれば、顧客を多数集めることができると思います。
「ユーチューバーになる」。そもそもなぜ動画編集依頼者が単価高いにも関わらず仕事依頼してくるのかというと、儲かっているからです。ユーチューバーとして活動していて、その活動で忙しく、動画編集まで時間を割くことができない、ということは充分に稼げている証拠なのです。だとしたらあなただってできるはず。市場ではどのようなニーズがあるのか、ユーチューブのトレンドはどのようなものなのか?
今の時代で言ったら、ショート動画と動画の多言語化です。テックトック筆頭にユーチューブでもショート動画投稿ができるようになり、誰でも簡単に巨大なマスへアクセスできるようになりました。素人でも動画が面白ければあっという間に巨大なマスへとアクセス可能にしてくれる仕組みが世の中に存在しているんです。もうチャンスでしかありません。
そして動画の多言語化。サブタイトル機能が強化されたことにより、動画を多言語化して配信することが益々簡単になりつつあります。日本語だけで配信するよりも英語のサブタイトルをつける、中国語、韓国語、スペイン語など世界中で多く使われている言語をサブタイトル化して配信する。どれだけの人数にアクセスできる可能性が広がっているでしょうか?
営業のいらない案件獲得方法
動画編集者に限らず、フリーランスで活動していくためには安定的に収入を確保することが必須になります。今月は儲かったけど、来月の売り上げ見込みが立たないとなると不安でしかありません。そうすると営業活動を繰り返すことになり、信頼を一から積み重ね、単価を上げていく努力をしていく。何か効率の良い解決策はないものか?営業を自分から仕掛けなくても、顧客の方から仕事依頼してくる方向へと変えることができれば良いのです。
それにはまず既存の仕事を徹底的にプロ意識で細かいところまで仕上げること。顧客に悩みがあるのならば、自分の動画編集技術で解決できそうなことを提案してみてはいかがでしょうか?顧客の悩み解決に徹底的に寄り添う姿勢が、信頼獲得に繋がり、リピート率アップ、新規顧客紹介へと進化していくのです。
動画編集に加えて、一つでも他者と差をつける何か価値のあるものを提供できないか模索してみる。動画内容の目次と一緒に納品、SNS用のダイジェスト動画作成(ショート動画)、オープニング・エンドカード作成提案、丁寧でチャンネル雰囲気創造につながる編集、多言語化への提案、迅速なコミュニケーション対応などできることは沢山あります。
これから訪れる超格差社会
こんな話、聞いたことありませんか?「上位1%の富裕層が残り99%の人々と同じ量の資産を持っている」というとんでもない真実。そしてコロナパンデミックが終わろうとしているこれからの世の中、この流れは益々加速していきます。我々はより自由な経済に近づいているのです。つまり完全実力主義社会の到来を意味します。
終身雇用制度という約束された安定的な仕組みは崩れ去り、能力、実力のある個人がどんどん価値を生み出す人材へと生まれ変わり、大きな富を形成していくことが可能な現在社会。もう社会も企業も国すらも当てにできないんです。個人で進んでいけるならばどこまでも行けることを可能にしてしまったインターネットという便利な仕組みが平等に展開されているのですから活用するべきです。God Helps Those Who Help Themselves.
動画編集者として生活費を賄えるようになった次にあなたが掴む選択肢はなんですか?「動画編集を極めて達人になる」、「映像クリエイターになる」、「ディレクターになる」、「ユーチューバーになる」。知識、技術のインプットを怠らないでください。そしてインプット以上にアプトプットを行なってください。失敗を恐れずどんどんと新しいことに挑戦していく。
インターネットを通して稼ぐことができるようになることイコール、世界の何処へ行って仕事をしても良いのです。日本より物価の安い、生活コストの低い地域への移住は、日本に住んでいる時よりも少しは快適な暮らしができるかもしれません。ドルで稼げるようになったあなた、円安に怯える必要はありません。想像して下さい!自由を手に入れたあなた、どのような生活スタイルで毎日を過ごされているでしょうか?