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【注意喚起】円安加速で海外サービスが高くなるので月額サービスを見直したり、迷っていたプラグインは即購入する【価格が倍になる?】

【注意喚起】円安加速で海外サービスが高くなるので月額サービスを見直したり、迷っていたプラグインは即購入する【価格が倍になる?】

皆さん、動画編集、動画制作していますか?蔓延防止が終わり、気温も暖かくなり、外出したい、人と出会いたい、趣味を楽しみたい、と今まで我慢してきた分だけ弾けたい気持ちもわかります。動画撮影なんか、ワクワクしちゃいます。何処へ行こうかと計画を立てたり、自分の作品を企画したり、もう楽しい雰囲気満載。

しかし、気になることが頭の中にチラホラ。遠いウクライナで紛争が起こり、対岸の火事だとばかり思っていたけどもしかしたら中国が台湾へ侵攻するとか、ロシアが北方領土で軍事演習を始めるだの西で起こっている紛争を東に見立てて議論する雰囲気も感じられてなにやら怪しい空気感。これからどうなっちゃうの、というところへ今度は円安騒ぎ。

生活物資の上昇が噂され、このまま円安が進むとしても一時的だろう、と何処か他人事のあなた、正常バイアスがかかっていませんか。自分は大丈夫、なんとかなるとか。まだ不安を感じるまでに行ってないし。120円辺りをウロチョロしている感じで、まぁ何とかなるだろうと。でも今回ばかりは円安が相当進むのではないかとの緊張感も存在しています。

これは私の予測ですけど、円は150円、更に進んで200円あたり(4年後ぐらい)まで行ってしまうのではないかと思っています。まぁこれはあくまで人の意見なので参考にはしないでほしいのですが、長期円安傾向になった時のシミュレーションはしておいた方が良いように感じます。動画編集を行うにあたってドル建てベースのサービスはどれぐらいの割合でしょうか?

月額課金ソフトウェア、海外サービスプラグインは高くなる

仮にあなたが月額課金サービスのソフトウェアを活用していたとしましょう。このまま円安が進むとどうなるのか?例えばアドビー社のソフトウェアを毎月利用していたとして、今までは月6000円だったものが8000円になり、1万円を超えるような事態になる可能性だってあるのです。円安傾向が短期に終了すれば良いのですが、もし円安が長期トレンドになってしまった場合はどうでしょう?円高に反発するとしても・・・

毎月8000円から1万円を超えるようだとお財布が痛みませんか?生活物資も値上がりし、生活費が高くなったなぁという状況になっても趣味で活用していたのなら我慢できますが、仕事関係でアドビー社製品を活用していたクリエイターは苦しい状況に陥ってしまうでしょう。そうなると買い切り可能なファイナルカットプロへ移行するという選択肢も考慮することに。

プラグインなどはどうでしょう?海外でサービスを提供しているところから購入となるとこれまた頭が痛い問題になります。円安でプラグイン価格が上昇します。購入するかどうか迷っていたプラグインも円安が進行した後では高値の花となってしまった、なんて事態にも。プレミアプロ、アフターエフェクト関連のプラグインを購入しておけばよかった、と後悔しないように。月額課金も値上がりしたらダブルパンチですから。

買い切りのファイナルカットプロで利用できるプラグインだって購入時期を間違えば、高値の花になってしまう可能性だってあるのです。アニメーションサービスのVYONDも海外サービスですから日本の代理店を経由していようが値上がりを避けることはできません。だったら勇気を出して直接、海外本社と契約をしてみるとかの動きも加速しそうです。

1ドル100円あたりの社会情勢に慣れすぎてしまった

コンピューターが個人のものとなり、インターネットが普及して以来、我々の多くは1ドル100円前後の社会情勢のまま時を過ごしていたと思います。80円とかの円高もあり、130円あたりの円安も経験してきました。しかし、1985年以前の1ドル200円以上だった時代を知っている人はごく僅かです。その頃、日本国外で接点を持っていた人なんてほとんどいませんから。海外旅行できた人も一部のお金持ちだけです。

日本が経済的に頑張って日本円が強くなり、1ドル200円という時代から一気に1ドル120円という時代へ移っていったのです。ここで多くの日本人が初めて日本以外の文化、生活様式に触れるようになり、そのままインターネットが普及して、海外の情報を大量に取り入れる時代になります。ではこれからどうなるのか?我々の多くは1985年以前の円安時代を知りません。

海外と接点を持っていた人がほとんどいなかったわけですから、想像できないんです。だからこれから起こるであろう円安社会到来に備えてシミュレーションすることは大事になってきます。インターネットが普及して、3Gから4GになりSNS、動画が当たり前のように社会へと浸透していきました。それに伴い海外からの接点を多く持つ日本人も一気に増えたのです。

動画編集なんてここ2、3年で流行り始めた仕事ですから、円安になって仕事環境が悪化する、という事態に遭遇したことがないんです。だからまさかの事態に備えて準備しましょう。海外からの月額課金サービスは円安によって高くなります。日本国外に存在しているソフトウェアサービスは円安によって高くなります(円高よ、再び!)。

海外のサービス会社が値上げをしたわけではありません。円安のせいで日本人の購買力が低下した結果、ドル建てベースのサービスを利用する際に高いと感じるようになったのです。円安が進むと海外旅行なんて金持ちと海外に接点を持っている情報強者しか日本国外へ出ることができなくなります。今日という普通の毎日が明日も続くと信じているあなた、準備をしておかないと足をすくわれます(怖いこと言うな!)。

便利なアプリ、ソフトウェアは海外製品ばかり

想像して下さい。1ドル150円、200円の世界を!海外月額課金サービスが月6000円から9000円、1万2000円となった世界を!ソフトウェアプラグインなどが3000円だったものが5000円になり、8000円だったものが1万4000円になる世界!ITが普及した社会ではドル建てベースの会社が開発したサービスを多くの日本人が活用しています。

ここが落とし穴となって日本人の生活を苦しめる可能性があります。海外への依存を辞めて日本国産のITサービスを利用することに切り替えるといってもどれほどのものが揃っているのでしょうか?グーグルも、フェイスブックも、マイクロソフトも、アップルも、ネットフリックスも、アマゾンもドル建てベースの海外からのサービス提供会社です。

ITが進化し、インターネットが普及して初めて本格的な円安を迎えようとしている日本社会。生活物資が高くなる、というのは想像できそうですが、毎日の生活に欠かせないネット経由でドル建てベースの会社が提供するサービスが値上がりする、という体験は初めてとなります。解決策?ドル資産を持つことですけど、どれぐらいの日本人が実行しているのか?日本円がまさか紙屑となるなんて想像できません、多くの日本人には(私含めて)!

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